大阪、見てきました。


「やりたいことをやる」という前置きがあったように、
剛くんは意気投合の仲間とギターを思い切りかきならし、
光ちゃんは、ダンサーさんたちと思いっきり動いてダンスで魅了する。

そこには、これまでの「キンキのための時間と場所」に遠慮しない2人の姿が見て取れました。


キンキコンで、こんなにダンサーさんと一線に並んで踊る光ちゃんが見れるとは思ってなくて、
しかもそれもアリーナだからこそ堪能できるという、思いがけない時間が多々ありました。
ドームだと、もう見ることを諦めてしまうかもというような距離なので、
「ああ〜〜、当たってよかった!これてよかった!」を何度も噛み締めました。


「Fall Dance」は、実は大好きな曲。
光ちゃんのコーラスが綺麗でね、
本当ならソロで聴きたかったな、とすら思っていた曲。
YOSHIEさん振り付け特有の腕や足のしなやかな動きがハマって
すっかり目と心を奪われました。
うまく言えないけど、ちょっと宝塚の男役さん的な柔らかさに似たものが。
光ちゃん、本当にダンスのバリエーションが広がりましたよね。
あれ、ずーっと見てたかったな。


MCも実にスッキリしていました。
ステージの2人も客席も和やかで、みんなで一緒に笑い合う。
それができれば、時間の長い短いは関係ないと思います。



そしていよいよのソロコーナー。

Danger Zoneの赤ジャケ、目にすれば体は勝手に反応します(笑)
まさかこの衣装を再び生で見ることができるとは考えもしなかった。

そして、その衣装を着てステージの上で
剛くんとしゃべってる姿を見る日がくるなんてことも想像すらしてなかった。
ここ、何とも表現しづらい違和感満載です(笑)


メドレー的に流す程度かな、と思いきや
「Interactional」はがっつりとフルサイズ。
衣装も腕出しのブーツインで、男性ダンサーさんが参加してたり、
生バンドで音も華やかなあたりが、このツアーならではのオリジナル。
「Slave Maker」も途中歌えなくなるくらいの息も絶え絶えで、
やっぱソロってこんな消耗激しいものかなとか(笑)
いろいろと新鮮でした。



ソロコーナーに寄せて、「一体どんな空気になるんだろう」と、いろいろ思い巡らせてきました。
光ちゃんのソロコン時に起きたあんなことこんなことを思い返せばね。

一体その時間は、どういう現場になっているのかと。


あくまで私の周辺では、ということしか書けませんが。
興味のない時間は静かに座る。
話し出す人もいるにはいたけど、まぁそれは通常のライブでもよくあることで、
席を立つ人も、周辺の迷惑にならないよう気遣いながら動かれていたように思います。

そしてソロまでは、ペンライトの赤と青がほぼ半々に点在していた会場も、
光ちゃんは赤、剛くんは青と、ソロの時間はほぼ統一されていました。

これができていれば、二重丸をつけてもいいんじゃないでしょうかね。

ネットの中の日々の争いを、
実際そのまま会場で実行出来る人なんてそんなにいるはずもなく、
自分がされて嫌なことは相手に向けてもやらない。
現場ではその割り切り方こそが正解なんだと思います。



ジャニーさんからの助言があったにせよ、
なぜ光一くんの方から「ソロコーナーを復活させよう」と思われたのか、
今も正直理解しづらいものは、私の中にも残っています。

光一くんの時間も含め、
合わせて約1時間近くにも及ぶソロの時間というものが、
この大争奪戦になったツアーで本当に必要だったのかなぁ、と。

たぶん、あの時間に一番物言いたいのは、
ftr至上主義の図書委員さんだったんじゃないかと思うんですけどね・・・(^^;



単純に、その昔武道館で話もできず、おどおどしながら立っていた自分たちは、
20年たって、こんなことをステージでやるようになったんだ、ということを
キンキという場所を借りて、伝えようとしていたのかもしれない。

そこには、グループへのリスペクトもありつつ、
「自己」への意識も強くなった自分たちを抑えることをしなくなった、
ということかもしれないなぁ、とか。

もしかして、
当人たちの「やりたいこと」の折衷案がまとまらないことの結末があれ、
だっただけかもしれないけどね(^_^;)


曲中に相方が登場することで、ソロとキンキの融合と結論づけるには
まだまだ程遠い、というところでしょうか。

そんな視覚的なことだけでは、この何年も続いた溝は埋まらないのでしょう。



前回のキンキコン以降、
今ツアーは尚一層にステージの上の2人は、円滑円満に思えました。
必死に踊り、必死に歌い、音を奏でて楽しげに笑い合って。


今年に入ってからの事務所騒動。
20周年突入。
紅白という言葉も現実味を帯びてきた今。

その必死感こそが、今のキンキの立ち位置を物語っているやもしれません。

不仲だの不協和音だのと言われている場合ではないのでしょう。

今は何をやるにつけ、何を言うにつけ、
ファンを喜ばせるため、だけでは済まない重圧もあると思います。

一回一回のステージ、
無駄にしている暇も余裕もない。

そういう2人を、ただただ感じておりました。


ここで書くのはどうかとも思いましたが、
絶対にこのツアーは失敗できないんだという
光一くんの気負いというか、心配りというか、
和やかに見せつつ大汗流してる感じというか、
そういうものがね・・・ 
ちょっと胸が痛くなるくらいでした。

今ツアーを見られた方がおられたとしたら、
言わんとすること、察していただければありがたいです。



あの先輩たちの騒動後、
事務所内で一番煽りを食らい、
崖っぷち感を感じてきたのはこのグループなんだろうと
私たちはファンであるからこそ、心のどこかで感じてきていましたよね?

グループの生き残り、
いえいえ、自分自身の生き残りを思えば
そりゃーーもう、必死にならざるを得ないよねぇ・・・


そんなことを思いながら、
帰りの電車に揺られて帰ってきました。



大阪はスタトロの件ばかりが取り沙汰されて、
流れたレポでは必要以上に心配されたり、
心象を悪くされた方、多いかもしれません。

私の座り位置も手伝ってのせいか、
そういう騒ぎがあったことも実は帰りの電車の中で知ったくらいで(笑)
正直、そこまでの大混乱だっけ?って
狐につままれたような感すらあったくらいだったのですが、
現場にいた人は私も含め、
それを十分上回れるくらいの「楽しかった!」を持ち帰れたんじゃないかと今も思っています。

もちろん、マナーを守ってこその楽しい時間であることが
何より大切なことは間違いないですけどね。



そしてそして。
腕のぶっとい2016年バージョンの光ちゃんは、
悶絶しそうなくらい超超かっこよかったです!!

実はステージから遠いながらも、
スタトロが通る通路の最前列だったという大ラッキー運のおかげで、
何年ぶり!?っていうくらいの超至近距離で、
その姿が拝めました!!!ヽ(;▽;)ノヽ(;▽;)ノ


顔ちっちゃい!
色白い!!
ケツちっさいwww!!!

そして
気が遠くなるくらいの美形だーーーーー!!!゜゚*☆*☆*゚ ゜゚*☆



マッチョが過ぎて、若干萎え気味だった私ですが、
見事に復活ですよ!\(^o^)/

生まれながらの美しさに加え、
鍛え上げた心身が溢れ出る大人の男性がそこにはいました。

やっぱ本物見ること以上に勝てるものなんて、絶対ないよね!!ヾ(=^▽^=)ノ




ほんとに素敵で楽しかったです。
お正月の外出は主婦には厳しいところですが、
可能ならばドームも参加して、
めいっぱい赤ライトを振ってきたいと思ってます。

キンキ応援とか何とかじゃなく
赤ライトね(笑)

私はあくまで赤ライトの一つであり続けたいだけ。


なので!

次もソロコーナーやるなら、
同じ時間配分でお願いします!!




光ちゃんはそれを許しても、
客席はそこまで大人にはなれてない・・・・  と思うよ(^_^;)