初日から1ヶ月、折り返しを過ぎ、
異例のバトントス大会も催されたようで、
毎日盛り上がりを見せる帝劇の様子を伺うと、こちらも元気が出ます。

カンパニー全体が体調万全といかない日がありつつも、
それをまるで感じさせない見事な舞台が続いている毎日のようで、
ファンの方ばかりでなく、明らかに初見の一般の方の感想をたくさん読んでは嬉しくてたまらない日が続いています。

キャスト変更というマイナーチェンジの後、
座長を始め、このカンパニーは、一体どこまで上り詰めようとしているんでしょうねぇ・・・



さて。
ここからは私の老後に向けての覚え書きみたいなものになります。


春にはまだまだ遠い、冷たい風の吹く日でしたが、
次男が高校を無事に卒業しました。


次男は、少しばかり手のかかる子供でした。

小さい頃は人見知りも強く、言葉も少なめ。
物をしょっちゅう失くしては、探す手伝いばかりさせられてきました。
カバンの中はゴミだらけ、学校のプリントは未提出のまま、忘れ物もひどく、
小学生の間は、帰ってくるなり連絡帳とランドセルをとりあげて確認をしまくる毎日で、
もしかしたら、これもある種の先天性のものだろうか?と不安に駆られ、
あれこれ文献を頼ったり、ネットを探ってみたり、
周囲にアドバイスを乞うことも何度も。
本当に気の休まる時はなく、それは中学に入ってからも続いていました。
一体この子は、どんな大人になるんだろう・・・
そんなことばかりを思ってきました。


部活を優先して希望した高校での生活は、
親の目から見ても、とても厳しく、タイトな毎日だったと思います。

早朝から夜遅くまでひたすら部活の練習や居残りの補習。
一日のほとんどを校内で過ごしていたようでしたが、
周囲は同じ目標を抱いた子が多かったことがありがたく、
彼もいい意味でその波に飲まれていったようです。
というか、やるべきことをやっていかないと、
次を乗り越えることができないことが、自然にわかってきたのかもしれませんね。
年齢的に、身だしなみや周囲の目を気にするようになると、
生活習慣の方も、徐々に改善されていきました。

私の方も、彼の忘れ物の心配をすることより、
試合や練習の日程や体調の方にばかり気を取られるようになってきて、
口やかましい母親の像が薄くなってくるにつれ、
次第に次男の笑顔が増えてきたように思えます。
お互いのギスギスした感が、このあたりでやっとほどけてきたような。
加えて、一浪の後に家を出た長男の手間のウェートの方が大きくなったこともありますが(笑)


そんな中、「ここに進みたい」という進路を彼自身で見つけ出し、
ではどういう努力をしなければいけないか、ということも、自分から周囲に相談し始めました。
その時期が若干遅かったこともあり、
担任からは「相当に頑張らないと」と言われて苦しんでいたようですが、
最終的には「滑り込んだ」という表現が一番正解かな?
11月には、希望した進路先を自分の力で手に入れることができました。



長男の卒業式は、2泊3日の前期試験を終えた翌々日でした。
実はいい感触がなかった長男の様子から、私自身も卒業を祝う感が薄く、
とてもいい卒業式だったには違いないけれど、
どこかうなだれたようにも見えた長男の後ろ姿が気になってばかりいました。
式が終わり、PTAの謝恩会に出席したあと、
長男と写真が撮りたいと思い連絡をすると、「もう帰ってるよ」との返事。
あわてて帰宅すると、長男はリビングのソファーで制服のまま眠っていました。
アルバムや証書も床にほおり出したままで・・・
卒業の余韻というよりは、ただただ疲れ果てていた彼の姿が胸に詰まった記憶がまだ残っています。
そういえば、私自身も疲れていたのか、
式の直前、足をくじいてびっこを引きながら帰ったっけ・・・(^_^;)


卒業時には、全員が進路を決めている次男の高校の卒業式は、
寂しさの中にも、明るくキラキラした空気を放っていました。
式のあとも、校門のそばで仲間と大騒ぎしていた次男を何枚もカメラに収め、
そのまま部活の打ち上げに出て、夜になってようやく帰ってきた姿は、
上着のすべてのボタン、学年章、セーターまで奪い取られたアラレもないものでした。
「ぜ〜〜〜んぶやられてもぉたぁぁ」とフラフラになって帰ってきた次男を見て、
なんだかもう笑い泣きというか・・・(^_^;)

アルバムや色紙に書かれたたくさんの仲間や先生方からの寄せ書きを見ながら、
改めて一人、ボロボロ涙が出ました。
ああいう子ですから、きっとたくさんの方々にご迷惑をかけたに違いない。
彼なりのペースを見守ってくださった多くの方々に感謝しかありません。


4月から、次男も晴れて大学生です。

彼が大学生になるとは、毎日連絡帳をくりまくっていたあの日からしたら想像もしませんでした。
アルバイトも自分で決めてきて、
今はバイトと教習所通いに、日々忙しくしています。


長男が家を出たこの2年の我が家を、
しっかりと、この次男が埋めてくれていました。



まだまだ親の責任からは逃れられませんが、
とりあえず、私も一旦は息子たちから卒業、と思ってもいいかな。

無事に2人を、望む先へ送り出す手伝いができたこと、
今、本当にホッとしています。


ここから先は、息子たちが自分の力で歩いていく。

どこで、どういう風に生きていこうと考えるのか。

それを伝えてくれる日がいつか来ることを、今から楽しみにしています。





拍手コメントのお返事です。


くるみさま

こんにちは。
ご訪問いただき、ありがとうございました。
また少しずつですが、何かが残せればと思います。


るりさま

こんにちは。
そうですね、今年のSHOCKには一層ドラマティックな感があるように思えます。
るりさまも大切な一回に浸ってきてくださいね。
いつも嬉しいお言葉かけをいただき、ありがとうございます。


wakoさま

こんにちは。
今回は残念ながら光ちゃんごとではないですが、
このようなことも含め、
少しずつでも自分の思いを残せる場所でありたいと思いながらがんばります。