今日は番外編。

ソロツアー真っ最中のこの時期だけど、
ちょっと日程的にもひと休みということで、
私の中にプカプカ浮かぶ戯言を、ちょろっと書いてみます。


キンキのことです。

読む気にならない方は、読まないで次の更新を待っていて下さい。
期待もしないでほしいんですけどね(^_^;)


書きはしましたが、
今後、自分の気持ちの移ろい次第で、
残すことのない記事になるかもしれないことだけ、ご了承下さい。

なので、番外編です。





この夏は、やたらと茶の間にキンキが流れた。

音楽番組もあったし、
NHKで司会という、大きな責務も担った。
ウェルカムではないCMは、結構な頻度で今も流れていて、
そこそこ都会に出た時には、電車の中にも広告が貼られていたことに驚いたりもした。
ブンブブンも、ほぼ間があくことなく放送は続いていて、
ついには、ありえないだろうと思われていた地方でのロケときた。
あちこち2人で現れては、一般市民からのキャーキャーの歓声をもらっている。

もう何年もの間、開店休業で、
この先もずっと、その状況は変わらないだろうと信じていた。

それが、ここへきて、である。
今年はソロが多い、と本人からも(剛君の方)口にされていて、
安心しきっていた今年に。



先日のあのNHKの生番組。
きっと綿密な打ち合わせと台本もあって、
忠実に場をこなさせていた感がものすごくわかりました。
そんな中でも、光一さんはちゃんと自分の言葉と口調を持ち、
ご自身も大変な緊張感を抱えながらも、
周囲には緊張を少しでも和ませようと、柔らかな笑顔を振りまいていた。

戦争、原爆という、大きく重いテーマ。
しかもNHKの生中継。
絶対に失態は許されないけれど、
あの今年の帝劇での事故の起こった翌日の幕開きを経た彼からすれば、
もう今は何も恐れるものはないのでは?
とすら思わされるような度量の大きさはさすがでした。

井上アナがおられたことにひっかけて、
「おそれいりました」の一言でございました。


そんな平和を詠ったその番組ではあったけれど、
肝心の司会を務めた2人のファンの間では、いろいろと起きていたよう。
あえて、詳細は書かないけれど、
こうして私のこんな小さなブログにたどり着いておられる方なら、
ほぼほぼ、どんな言葉が交わされていたか、
見えていた方は多いと思います。


なじるファンの言葉は、本当に酷かった。
見境のないものだった。
嫌いなものなら、その何をも攻めていいわけじゃない。

私も一ファンには違いないし、
こういうブログを開いている人間ではあるけれど、
ネットというものは、なんと怖い場所なんだろう。


今はみんなが携帯やPCを自在に操る時代で、
言葉を綴る行為は、とても簡単に誰にでもできることだけど、

仲間内でワイワイやるLINE等と、
世の誰もが目にできるツイッターは、まるで意味が違う。


正直、もしこれをご本人が目にされたなら、とすら思える。
よく言葉を探るらしい彼なら、たやすく見えていただろう。
その言葉は、誰であっても傷つくに違いない。

もちろん、この攻めると庇うが逆になることだって、山のようにあった。

もう書いていてはキリがないくらい、
どちらかに何かが起きれば、
鬼の首取ったかのような勢いの言葉のせめぎ合いは
これまでもずっとずっと続いてきたのだ。

ご本人たちの努力とは別の部分で、
彼らを傷つける言葉はきっとこの先もなくならない。
絶対に、間違いなく。

ご本人たちも、気の重い現場だってたくさんあっただろう。

その昔は、互いを思いやる場面はたくさんあった。
そんなふたりを見て、胸を熱くすることだって、こんな私にもあったんです。
今だって、当時の2人のそんな光景は私には大切な思い出だし、
あの頃が好きだった当時の自分の気持ちには、
正直でいたいなと心がけてもいます。


でも、今の2人は違うでしょう?

お互いに、いてもいなくてもどっちでもいい時間がありすぎるくらいにあるのに。


一緒にいること、
一緒にやることで、こんな容赦ない、なじりあいが生まれてしまうなら。

そして、
ファンをここまで非人道的な人間にさせてしまう自分たちがわかったなら。

もう、どちらからでもいい。

解散する、と言ってはくれないだろうか。



よくツイッターなどで、そういう言葉を出す人間なんて、
日頃からして、一体どんな人間性なんだ?と思われること、ありますよね?

でも、震え上がるような強固な言葉を使う人だって、
実は結構、普通の常識を携えた、ごくごく平凡な社会人だったり、
日々を家庭と子供に尽くす、普通のお母さんだったりする。

みんなみんな、普通の人。

常軌を逸するのは、
キンキの2人を巡っての時だけ。

二人が並んでいるというそれだけで、
こういう人間が、山のように量産される。


あまりに長い間、こういうことを目にしながらのファン生活だったけれど、
今回のこと、
つくづく嫌気がさしました。

思いはわかるんです。
わかるんだけど・・・・ 


ああ、もういやだいやだ。
何もかも、どっかへ行っちまえ!

そんなモヤモヤだけが、ずっと消えなくなりました。



関わらない間柄になってくれれば、
相手を非難することもない。
疎ましく思う時間もなくなる。
そんなことをする必要がないままに、
好きな人を大好きだという作業だけに没頭できる。

そんな当たり前のファンとしての日常を
手に入れることができるのだ。


どちらにも、
これ以上はないというくらい、
それぞれのご贔屓に愛情を注ぐファンがたくさんいる。

ライブをやると言えば足繁く通い、
グッズを求めて早朝から並び続け、
テレビを追いかけ、雑誌を追いかけ、
チケット取りに翻弄し。

そういう熱烈で健気なファンが、どちらにもたくさんいるのだ。

もう彼らは、
自分だけを愛してくれているファンに囲まれることを許されてもいい時期なのでは。

そのほうがずっとずっと幸せだろうし、
きっとその会場は、笑顔と穏やかな愛に包まれてるはず。

自分もそんな中にいたいし、
そんな中にいる彼でいてほしい。




2人はこれまで本当によくやってきたと思う。

テレビを見るたび人数が変わっているようなグループが
あちこちに氾濫しているこのご時世に、
間違いなく、ずっと二人きりだったわけだから。

がんばったよ、本当に。

でももう、共に36歳。
一般の男性なら、小学生の子供が1人や2人いていい頃合だもん。

まさか図書の人たちだって、
本気でこの先、二人が同棲、結婚するなんて、思ってやしないでしょ?(笑)


人生を一人で歩いていくことを怖がる年齢でもないでしょう。

私はもうこれ以上、
ファンと名乗る人から傷つけられる二人を見るのはしのびない。


好き嫌いがあるのは、誰もが自分の勝手だし、
今こうして、こんな文章を書いている私自身だって、
絶対的なキンキファンを傷つけ、怒りを買うことになっているのだろう。

それは本当にごめんなさい。

ごめんなさい、としか言いようがないけれど・・・・ 


もう、あなたたちも疲れたのでは?

待つことにも。
希望を持ち続けることにも。
そして、
昔を手繰り寄せることにも。

ね?




あの番組を通じ、
何年かぶりに、「Family」を歌う彼らを見ていて、思ってしまったこと。

私があの曲が嫌いな理由は、
合作だということでも、
曲ができるまでの経緯でも何でもない。


その昔、ここまでファンがバラバラになる原因を作ったあの人に、
「ひとつになれ」という歌詞をつけられ、
どのファンに向けても、もっともらしく歌われる。

私は、それが何より一番イヤ。


光一さんも同じだ。

多分、光一さんだって、
あの曲を何度歌ったところで、
割れたガラスが元に戻せるなんて、思ってもいないだろう。

「どうしようもない」を誰より実感している当人だからだ。


「ひとつになれ」とまわりくどいメッセージばかりを届けても、
もう今のキンキを巡る人々には何の効果もない。

残念ながら、絶対にひとつになるなんてありえないわけだから。


そしてまた、
こんな場所で、こんなことを書いたところで、
何も動かない。
何も変わらない。

解散なんて、永遠にありはしない。

わかってる。

ブンブブーンだって、今は「楽し〜〜♪♪」と余裕で見れる私だ。

でも今日は言おう。



ファンを思うなら、
自分を思うなら、

どうか解散を。

その唇から、共に宣言してほしい。


今やめたとしても、
KinKi Kidsの築いた功績と貢献は、
永遠に人々から讃えられると、私は信じているから。